2005年 04月 14日
哀-Pod
|
水曜日の朝の通勤時。
東京・JR山手線外回り。
満員に埋まった車内。
私は吊り革に捕まっていた。
目の前には、
座席に腰をおろし、居眠りしつつiPod で音楽を聴いている男性。
数駅を経て
やがて電車は「秋葉原駅」へと滑り込んだ。
すると、目前の男性が”ガパッ”と飛び起きて、慌ててドアへと走る。
タイミング的にギリギリだったのか、
服か荷物か何かが、閉まるドアにはさまったような音が聞こえる。
それでも、どうにか脱出に成功したようで、ドアも完全に閉まり電車も緩やかに動き出す。
目の前が空席になったので、”ラッキィ〜”とばかりに腰をおろす。
すると!
私の目の前、約2メートル前方の床上に「?」 なモノが!
主を失ったiPod は、寂しそうに佇んでいた。(哀)
なお、彼は近くのおばさんに拾われていたので、恐らく拾得物として駅係員へ届けられたものと思う。
by arukimono
| 2005-04-14 02:23
| その他のもの