2005年 08月 27日
ル・コルビュジエ
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ル・コルビュジエ(Le Corbusier)
1887年スイスに生まれる。
フランスを中心に世界的に活躍した建築家。
本名はシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ。
鉄筋コンクリートを利用し、装飾のないスムーズな外面処理、伝統から切り離された合理性をモットーとしたモダニズム建築の提唱者。
彼の思想は世界中に後継者をうみ、1960年代にモダニズム建築は絶頂を極めた。
”ライト、ミース、グロピウス”と共に近代建築の4大巨匠の1人とも呼ばれる。
(近頃は、コルビュジエ、ライト、ミースで3大巨匠として紹介される事が多い。)
代表作である「サヴォア邸」はコルビュジエの主張する近代建築の5原則(ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面)を体現している。
都市計画の分野でもパリ市街を超高層ビルで建て替えようという主張をした。低層過密な都市よりも、超高層ビルを建て、周囲に緑地を作ったほうが合理的であるとするもので、もちろんパリでは採用されなかったが、これ以降の各国の都市計画に大きな影響を与えている。
晩年のロンシャン教会(ノートルダム・デュ・オー礼拝堂) はボリューム・形態を強調し、それまで主張していたモダニズム建築とは一味違った作品として注目される。
1965年8月27日
南フランスのカップ・マルタンにて水泳中、心臓発作で78年の生涯を閉じた。
一部出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
写真撮影:歩き者
by arukimono
| 2005-08-27 23:12
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