2007年 08月 26日
30年もの
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皆さんもご存知の通り、私はサッカー大好きオヤジでありますが、
実は元野球少年でした。
ここ数年、贔屓チームの成績がさっぱりなため、
以前よりはクールな目線でプロ野球を静観してはいるものの、野球が大好きという事には変わりありません。
私が小学生の時(今から30年前)に手に入れた本を何故か急にまた読みたくなり、同じものを古書にて入手しました。
届いたのは1977年初版本でした。
さすがにページはやや変色しているものの、前の持ち主の方がとても大事に使っていたようで、
これがまた素晴らしいコンディション。
30年の間にポッコリと膨らんでしまった、私のお腹のほうが遥かに経年変化しています。
この本はカラーで鮮明な口絵写真がとても多く、当時小学生の私でも非常に楽しめた一冊でした。
日米野球場比較というコーナーでは、
ロスのドジャースタジアムと後楽園球場(かつて東京ドームの隣に建っていた)を比較したりと、
とても興味深いものでした。
ヤンキースタジアムやレッドソックスの本拠地・フェンエイパークも
アメリカの代表的な野球場として写真で紹介されています。
まだ衛星放送もインターネットも無い時代。
同級生がグアムへ旅行へ行ってきただけで「スゲー!」と感動していた時代。(笑)
当時の大リーグ(MLB)など、日本からみたらまさに夢物語の夢物語でありました。
あれから30年経った今、
10人を超える日本人選手が大リーグ(MLB)でプレーし、
イチローは首位打者に躍り出るわ、
歴史的にみても代表球団といえるドジャース、ヤンキース、レッドソックスで
斎藤、松井秀、松坂が主力として活躍し続けるなど、
そんな未来がやって来るなど本当に夢にも思いませんでした。
歳もとってみるものですね。(笑)
なお、この本の著者である池井優氏(慶大名誉教授)は、
西武ライオンズの裏金問題に関する委員会・委員長を勤めており、
そのために時折テレビ等でその姿を拝見する事ができます。
氏がこの本を書いた時は、今の私の歳とほぼ同じだったという事に気づき、
またまたビックリです。(苦笑)
by arukimono
| 2007-08-26 02:38
| 歩き者